id:dominique1228 は
自分(id:dominique1228)のことを語る

[勝手に引用]

『DCPRG YAON 2013』を観てきた@DJ HOMERUN(id:muteit)さん

5/12の日曜日に日比谷野外音楽堂で『DCPRG YAON2013』を観てきた。出演はDCPRG以外が、在日ファンクとSIMI LAB。快晴で、Tシャツ1枚で過ごすとちょうど涼しいぐらいの絶好の野音日和。

CDは、最初の単独作『アイアンマウンテン報告』の頃からずっと聴いてはいたのだけれど、ライブを観るのは今回が初めて。

僕が東京に出てきた頃には活動休止していたり、復活後のライブもチケットが微妙に高くて二の足を踏んでいたりで、なかなか機会が巡ってこなかったんだけど、やっと観られた。観て良かった。すごいライブバンドだった、DCPRG。

「Catch22」、「Playmate at Hanoi」、「Circle/Line」といった代表曲。SIMI LABを招聘しての「Microphone Tyson」と「Uncommon」。本編を熱狂と共に締めくくる「構造1」。アンコールでは再びSIMI LABと、現在日ファンクのゴセッキーを迎えての「Mirror Balls(SIMI LABの『the blues』とのマッシュアップ版)」。聴きたかった曲はほぼすべて聴けた。踊りたかった曲でやっと踊れた。

DCPRGの代名詞であるポリリズムを刻み続ける各楽器の混沌とした音の渦を全身に叩き込まれていると、もう理屈とか、理論とか、小難しいことは全部どうでも良くなってくる。ただただ複雑怪奇なリズムの中から、自分にとって一番気持ち良いポイントを本能的に嗅ぎつけて、そのリズムで踊り続ける愉しさに溺れてしまう。

そして、バンドの演奏と、踊る我々のテンションの緩急を、身振り一つで優雅に操るコンダクター菊地成孔の凄み。って言うかエロみ。エロいんだよ、DCPRG。踊っていて気持ち良いポイントでじわじわと焦らし続けて、ここぞというポイントで絶頂をもたらしつつ、その絶頂の余韻を引っ張ったまま、またじっくりとした焦らしモードにスイッチする。このダンスミュージックは官能の極みだ。

客演のSIMI LAB勢も、DCPRGの演奏と溶けあっていた。複雑なグルーヴを完璧に捉えて、自分達のテンポでライムを繰り出すSIMI LABのMCたち。SIMI LABが単独で出てきた時と異なり、すっかり日が暮れていた事も良かった。SIMI LABにはやはり夜の闇といかがわしさがよく似合う。

18:30頃に始まったDCPRGのライブはアンコールまで含めて20:20頃に終了。野音は楽しいけれど、終わり時間がシビアなのが惜しい。あと2~3時間ぐらい踊っていたかった。