id:yukee-ane
ひとりごとのことを語る

推測、もしくは言い訳になるけれど、そんな経緯もあったせいか、二十歳から十数年の私はあきらかに買い物依存だった。
洋服、バッグ、貴金属 どれも私を守る鎧で武器だった。
[あそこ]の洋服で[あの]バッグを持っていれば、安心できる気がした。
悔しいこと悲しいことがあると買い物をした。
みのむしみたいに体になにかをくっつけた。

そのくせ買ったものは誰にも見せられなかった。
恥ずかしかった。

安心できるはずが、さらに寂しくて寂しくてたまらなかった。