母との関係がおかしいことって、主治医にくらいしか言えない。
他のひとに話したとしても、「娘に甘えたいんだよ」「心細いんだよ」という、返事が帰ってくる。
その度に、皮肉ではなく、あぁこのひとは幸せなひとなんだなぁ…と思う。
理解できないことがすごく羨ましくて泣きそうになる。
この先の私の人生はこうして母に持っていかれるのかと考えると、虚しさを感じる。
怒りはあるけど、それすら淘汰されつつある。
「勝手に嫁に行って勝手に帰ってきたんだから」が母の口癖。
「だからこの先は尽くしてもらう」と思っているんだろうな。
三年前帰ってきた時には、さぁ呪縛から逃れて自分の人生やり直せると思ってた。
母子関係という、あまりにも正当すぎて理解されないものに捕まるとは思ってもみなかった。
ひどい無力感。
ゆきのことを語る
