毎日一句 反省会
落雁や別珍の襟かき合はす
兼題「雁」に苦労して、落雁という言葉に寂しさを感じて詠みました
夜、雁が羽を休めに湖に降り立ち、ひとしきり水音が騒がしかった後の静寂と、それを聞いてか聞かずか、湖近くの鄙びた宿で、半纏の襟をかき合わせる旅人が一人…っていうのを想像して
これは、取り合わせというのになるそうです
「寂しい」「寒い」という言葉を、襟をかき合わせるという描写に置き換えていること
「別珍」を持っていたところ
が、よいとのこと
添削は、「落雁」の情報量が多いので、ここは「雁がね」とし、雁は空にあり、その声が聞こえたとすると、空の雁/地上の人 の対比が生きてきますよ、とのことでした
そうかぁ!落雁で描いた内容、盛り過ぎたなぁ。その部分で動きがありすぎて、その後の「襟をかき合わせる」っていうたった一つの所作と合わなかった。
雁がねにしたら、すっきりした一枚の絵で済んだんだなぁ…
落雁ありきで作ったけれど、出来上がったと思ったら、季語をもう一度精査しないといけないんだなぁ
