毎日一句 反省会
兼題は林檎です
白兎のやうに塩濃き林檎かな
稲葉の白兎のイメージで、これが“付き過ぎ”というやつです
茶兎になりて寂しき林檎かな
せっかくうさぎに剥いたのに、茶色くなっちゃったということで、これも“付き過ぎ”というやつです
祖母の手の塩味の濃き林檎かな
で、うさぎに林檎を切ってもらうのって、運動会のお弁当とか、そういう機会だったなぁ
おばあちゃんが炊き込みご飯とか作ってくれたっけなぁ
から、おばあちゃんのうさぎの林檎は塩水が濃くてしょっぱかったなぁという思い出を詠みました
“祖母の手の塩味”だと、おむすびっぽいかなぁ
色止めに塩水に漬けるというより、ストレートに「いつもお料理をしている手」に塩味のイメージがかさなるようでもあるのかな
うさぎとか運動会の要素はなくなったけれど、しわしわの手から渡される林檎を、そのまま食べるようなかんじになりました
