毎日一句 反省会
真空の墓地残響す蝉時雨
お墓参りに行ったのですが、お盆も終わり、お彼岸にも間があり、お寺はいつになく空っぽなかんじがしました
蝉時雨もこれまでと違って、一枚布やガラスや、何か薄い膜の向こうで鳴いているように聴こえました
墓地は斜面にあって、うちのお墓は少し高いところにあるので、お寺、墓地は丸い空間に見えるのです
それで、ぽっかり空っぽな真空というイメージが浮かびました
蝉の声は、薄い膜の向こうを表現することが難しくて、いろいろ考えたのですが、残響という言葉がちょっと思っていたのとは違うけれど、違和感を表すにはいいかなぁと選びました
真空の墓地/残響す蝉時雨 と切る場合は、残響す“る”になると思うので
真空の墓地残響す/蝉時雨
って切って、真空が残響している、となるといいなぁと思います
反省点は、やはり、この切れがちょっと不自然かなぁ
あと、自分でも読み間違えて思ったのですが、
真空の基地残響す蝉時雨
でも、意味が通ってしまうことです
地図上にぽっかり空いた基地も真空だなぁと思って
その場合は残響に様々な音や声が想像されるなぁ…と思いました
蝉時雨の夏という季節にも合うし…
