id:a-cup-of-snow は
雪杯×すのう!のことを語る

毎日一句 反省会

手のひらにじゃらりと重し秋扇

歳時記を読んでいて、秋扇という季語があると知ったので
母の引き出しから古い白檀の扇が出てきて、あぁ、見覚えあるなぁ、懐かしいねぇと妹と話をしたことを思い出しました
白檀の扇って重みがあって、開く時にじゃらっていう手応えがあるので、それを詠みました
こういう扇は、涼のためではなくて香りを楽しむためのものだし、あの甘い香りのしっとりしたかんじは、夏より秋っぽいしなぁと
反省点は、香りを詠み込めなかったこと
白檀の扇だと書いていないので、どうしてじゃらりと重いのかが伝わらないだろうということです
白檀の香りの重さ秋扇
なら、どうだったかな
でも、白檀って書いたら、もう香りは書かなくていいんだし
あの、じゃらりっていう手応え、薄い木の組み合わせでできているかんじ、要の甘くなったかんじ、そういうのを詠みたかったんだけど
手のひらにじゃらりと香る秋扇
じゃらりに手触りや重量感はあるから、もう重いって言わないとか
重さが「ぱたぱた風を送るためじゃない、秋のかんじ」、香りが「すうっとするっていうより、仄かに甘い、秋のかんじ」、手のひらが「ぱたぱた扇いでいる時ではなくて、開いた瞬間」を表して、全体に「秋の扇」になるとよかったんだけどなぁ
難しかった