id:a-cup-of-snow は
雪杯×すのう!のことを語る

毎日一句 反省会

老人の廚に蜘蛛ゐる十六夜

十六夜というのは満月の翌日、月の出が少し遅くなったことを月が出るのを躊躇っているようだとして、いさよう=躊躇としたものだそうです
他には、既望(きぼう)ともいうそうです
たまたま仕事先のお台所で蜘蛛を見かけて
十六夜というのが十五夜、満月を過ぎ、だんだん欠けていく月だとすると、それは老いと同じ
とも読めるのですが、命は、0か100ではなくて、過程であると考えれば、十六夜は新月へ向かうゆとりの時間の始まりなのではないかなぁ、と思って
蜘蛛も命は大切だと説く仏法の教えに出てくる生き物だし、なんだか、はっとする気持ちで詠みました
反省点は、上五の“老人”という言葉が、少し強いというか残酷な響きがあって、それで暗い句だと感じられるかもしれないなぁと思います
ただ、句そのものは写生でありたかったので、ちょっとクールかなぁと思いましたが、老人としました