毎日一句 反省会
芍薬や焼け落ちるごと散り散りと
最初は「芍薬や枯れ花びらの焼け落ちぬ」でした
俳句には動詞はあまり入れない方がいい、ましてや複合動詞…
それに「枯れ花びら」は名詞のつもりでしたが、「芍薬は枯れ」「花びらは焼け落ちた」となると、動詞が三つどころか、文章が二つあることになり、これはダメだなー、中七まるごといらないなー、ということになり
それで、下五を状況説明の「部屋の隅」とか「庭の隅」にしようとしたのですが、そうすると芍薬を主役にしたいのに、最終的に遠景になってしまって、ダメだー
平行して、音を入れるっていうのも考えていたのですが、ちょうどいい落花音がなくて、そもそも落ちる音じゃなくて、焼けるようなチリチリしたイメージなんだよねぇ…チリチリ…ちりちり?
で、散り散りと になりました
で、ちりちりと と読んでもらうために、ひらがなにするか?でもひらがなにすると前の大袈裟な表現と合わないしなー
散り散りと書いて、ちりちりって読んでもらう?など考えて
でも、書いて眺めてみたら、散り散りって書いて、そのままちりぢりって読んでもらうのが一番いいなぁ、前の大袈裟加減とのバランスを考えると、濁音の入った散り散りの方が音もいいしなぁ…
と、いうことになりました
反省点は、芍薬の文字と、残りの全部の文字の強さがなんか、後半強すぎるのかなぁ?とも
でも、しゃくやく の や とか、あちこちに ちる ちり といった音があるのも気に入っています
