毎日一句 反省会
仰ぎ見ゆ泰山木の香は遠し
今日、薔薇と紫陽花を見に出かけたバラ園で、泰山木の花を見ました
梅雨の晴れ間の青空に白い花が美しかったのですが、高いところに咲いているので香りはわかりませんでした
日本画や、NHKドラマ 妖しき文豪怪談 川端康成「片腕」に描かれた妖艶な姿や濃厚な香りに憧れを抱いているのですが、まだそういう姿、香りの泰山木を見たことはありません
今日の花も、空の青と花の白さがすっきりきれいで、ずっと想像していたものとは違っていて、ちょっと残念な気持ちです
反省点は、「見ゆ」「遠し」という言葉選びに悩んだことです
「見ゆ」には、意図せず視界に入った結果見えるという意味もあるそうで、薔薇と紫陽花を見に行ったら行き会ったので、ちょうどよいなぁと思ったり、ゆっていう音の柔らかさとか広がりとかがいいなぁと思ったりして選びました
「遠し」は何形で終わるのがいいのか、ちょっとよくわからなかったのですが、きちんと終止形で終わるのがすっきりしていいのかなぁと「遠し」にしました
仰いだり遠かったりするので、泰山木の大きさはわかるかなぁと
あと、自分が憧れている姿、香りにはまだ出会えていないので、それも遠いなぁという気持ちでもあります(これは読み込んでないので、ただそういう気持ちなだけなんですけど)
梅雨の晴れ間の青空に、ということが描写できていなくて、香りもしなかったっていう句になってしまって、「果たしてこれでいいのだろうか、この花は白さ、大きさ、香り高さが魅力なのに…」という疑問もあります
いつか、白く大きく美しく香り高い泰山木に出会って、それを句にできたらいいなぁ
