【「ゾンビマックス/怒りのデスゾンビ」ネタバレ感想】
ネタバレっていうほどでもないのだけれど
あれですね、白日の下にゾンビ出すには、あれくらいの演技力とメイクをしないといけませんよね。全力でゾンビだった。単体でも十分すぎるほどにゾンビ。大群…いえ、ちょっとした集団でも一人として半端なゾンビはいなかった。恐ろしいまでにゾンビ。そこへタンクトップのオージー感、ナイスマッチング、オーストラリアラブ。
あと、日本人がさらりと怪獣とか混ぜ込んで来る体で、さりげないマッド・マックス。たぶん、マッドマックス分を抜けって言われる方がムツカシイのでしょう。とても嫌みのないマッド・マックス。鰹節でいうなら枕崎産っていうイメージです。
お話は二つの筋と回想シーンと、あれこれがわりとざっくざっく入ってくるので、映像のぶっきらぼうなクリアさ加減と相まって、すごく突き放されたかんじですが、それもよかったです。
で、本来のタイトルは「Wyrmwood」でキリスト教の最後の審判をモチーフにしているそうで(ここから完全なるネタバレ)、そういえば神様も水をワインにするんだもんねぇと思いました。水と油はマッドマックスネタでもあり、こちらにも繋がりってことだったのかなぁ。
それと、審判によって天国行きと地獄行き、そして、それ以外が決まるということで、主人公たちの世界は「それ以外」なんだろうなぁと思うのですが、そこが「エネルギー問題がまるっと解決したゾンビ使役し放題」の天国なのか、「ゾンビ化した妹とサバイバル」の地獄なのかが、なるほどねぇというかんじです。なんとなく、「地獄でなぜ悪い」を思い出したり。
でも、そんな世界でも生きぬかざるを得ない、どうしても生きてしまうっていうのが人の罪なのかしら…とも思ったり。
とにかく、とっても面白かったです!
あ、あと、一人一人にきちんと用意された人間的なエピソードに、やはりオーストラリア産のゾンビ短編(風船のやつ)を思い出しました。
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