id:a-cup-of-snow は
雪杯×すのう!のことを語る

『花様年華』の感想
きれいだー…、何もかもみな美しい…、衣装、内装、小物類、路地に階段、雨雨雨
何故、麺を買いに行くのに一分の隙もなく装わなくてはならないのだ、あんなにも官能的に
毎日あんなに頭盛ってんのか?自分でか?おばちゃん、信じられない
チャイナドレスにカーディガンに勝るものはないと思っていたけど、あぁ、チャイナドレスにコートの美しさったらねぇ…
なにしろ、あのテキスタイル!すごいよー…、なんていうかヌーベルヴァーグなの?なんなの?もうわからない、美し過ぎて…

ってまでは、前も思った
けど、今回は、チャン夫人がね、とてもよかった
美しいのに、どこか人を遠ざける、心を閉ざした美貌の人妻だったのが、チャウと出会って、表情がどんどん愛らしく、儚げに、少女のようになっていくんだぁ
「あの二人とは違う」っていう思いが枷になって、まるで少年少女のように初々しく、ぎこちないやりとりが愛らしい
そこに、あの音楽が入ると、急におかしみが感じられて、またいい
チャウの「もう会わない」のシーンで、「あぁ、チャウもずるい男だ」って裏切られた気持ちになるんだけど、暗転してリハーサルだよ、本当じゃないよ、っていうのがわかって、ほっとするっていうか、あぁ、チャウだなぁって思ったよ、チャン夫人の心に寄り添っているんだなぁって思ったの

けれども、二人道が分かれて、数年後っていう形になるんだけれど、観ていて「こんな風に美しく撮ってもらったフィルムがあったなら、もう残りの人生何もいらない」と思ったのですね
それで、あ、それが花様年華なんだね、そうかぁーって、やっと思ったのです

3行感想でチャウをずるいと書いたのは、チャン夫人に対してではなくて、木にそっと秘密を打ち明けたから
チャウはチャン夫人を恋することにおいては、ずっと少年だったんだなぁって思ったのです
チャン夫人は、大人になったのにねぇ

すっごくよかった…
ほんと、変態とか思っていてごめん
あと部屋の番号が2046だったんだねぇ…観てないんだよねぇ…どうしようかなぁ