あぁ、でも、やはりうまいんだと思う。
閉鎖はされているんだけど、閉塞感は収容されて間もない人にしか感じられない辺りとか。行き止まりとか停滞といった閉塞ではなくて、果てしなく同じ時間が続いているかのようだったり。永遠ようなのに、面会者が現れると突然取り残されている、むしろ時間は止っているかのように感じられたり。その時間が流れ出す人がいるんだけど、その姿がとても危うげで不安定で。
あと、面会者が現れることで、夫であったり、息子の父親であったり、娘の父親であったりという姿が見えたり、収容者間での恋があったり、若者が恋の歌を歌っていたりと、収容者が男性であることは時折見えるのだけど、それが時折であるが故に、却って性別のない、人間の顔、それぞれに個性のある顔が見えたりっていう。
あー、だからやっぱりとっても上手いんだ。けど、それが観ているときには見えないんだ、なんだか。はぁー。
雪杯×すのう!のことを語る
