『風の十二方位』を借りて「オメラスを立ち去る人々」を読みました。
「MOZU」で東が語らなかった“子供”の詳細がわかって、ショックでした。が、それ以上にオメラスの人々は私たちよりうんとマシだということがショックでした。
誰かが誰かの不幸を肩代わりするというのは、なんの不思議もない、これまでも社会のシステムとしてあったことですよね。オメラスの人々はそれを自分たちの罪として受け入れていて、この幸せが何に寄ってもたらされているか理解することで、オメラスを楽園にしているんですよね。でも、現実では誰かの不幸を肩代わりしている人を人々は不幸から目を逸らしたいばかりに不浄のものとして更に追い立て、自分とは関係のないものとする。そして自分たちの世界をよくしようという責任さえ負わずに生きているんですよね。オメラスの人々の決断よりも、うわー自分たち最低だ…という事実に吐き気を覚えました。
雪杯×すのう!のことを語る
