引き続き『三姉妹 雲南の子』の話 弱ネタバレ気味
なんだか、すごかった。
貧しいと言ってもジャガイモを獲って家畜を養っている。何が貧しさの原因なのかと思うと、貨幣経済による圧迫なんじゃないかと。
母親の不在が家庭にもたらすのが、センチメンタルな陰とかじゃなくて、役割の欠如、欠損なんだなぁって、傷んでいる家とか、守ってくれる存在のない子供(長女)に感じる。一人で家事をこなす姿を見ていると、この村では本来この時期に母親に学ぶであろうことを、この子は学べないで過ごしているんだなぁって思って、この子の失う時間の重さに愕然としたり。
でも、なにより、この子のそういう時間の全てを、ただ観ているカメラがある(人がいる)っていうことが、この子にどういう影響をもたらすのだろうかと思うと、取り返しのつかない行為に加担しているのではないかと慄然としたり。
父親が帰ってきて、本当によかった。それも増えて。父親の帰宅を「どこにも貧しさから逃れる場所はない」という受け止め方をする場合もあるようだけど(wikiより)、私は「増えて、帰ってきた」ことと、次女の歌に救われました。
貧困を描いたドキュメンタリーではなくて、タイトルの通り「三姉妹」のお話でした。
雪杯×すのう!のことを語る
