おやすみに、この一言を書こうとして、いやまてどうだろうと思って、あらためてこちらに。
「(500)日のサマー」は恋愛映画ではなかったよ。
恋愛と失恋で成長するお話ではなかった。
もっとも切実に他者を必要とする恋愛という場面でも、人は人なんだっていう、一緒にいるのに違うものを見ているとか、違う時間を生きているとか、人生においてのタイミングが合わなかったとかじゃなく、他人は他人で自分じゃないという、実に真っ当なことを見せてくれたように思いました。だからこそ、切実に彼女を求めるトムが痛かった…笑っちゃうかんじも含めて。
トムのカードに関する演説は、あれはどういう意味なのかなぁ?言っていることは正論だけど、ストーリー上で何か意味を為しているのかなぁ?自分がそもそも望んではいなかった仕事を捨てて、本来目指していた道を選ぶのに、あの演説はなんら正当性を与えるものではなかったと思うけど。普通に辞めたらいいじゃん?って思っちゃったんだけどなぁ。
トムにはわからない、観客にもわからないサマーの心があって、わからないでもサマーが幸せになったことを、とても嬉しく思います。よかった。
