あー、でもちょっとだけ書いちゃおう。
【「あの頃、君を追いかけた」のネタバレ感想】
・佳宜が優等生然として登場しながら、どんどんどんどんかわいくなるんです。その可愛らしさ天井知らず!と思った頃に、泣きじゃくるの!かと思うと、初デート(実質)でのはしゃぎかたと揺れる気持ちの乙女ぶり。映画では「女の子の方が少し早く大人になる」と言っていたけど、その後の彼女を見ていると、女の子しか大人にならないんじゃないだろうかと思われました。そこが女の子の切ないところなんだけど、彼にはわからないのでしょうね。で、その大人になってゆく姿もずっと可愛らしく、きれいで、彼を裏切らないのが素晴らしいですね。
・二人のすれ違いをランタン(互いに相手の書いたことを知らない)や月(彼は満月を、彼女はビルに隠れた半分を見ている)とかで描いているのもよかったです。二人がすでに分岐点を過ぎてしまったのが、「パラレルワールド」という言葉にさらっと表されていて、それがラストシーンの切ない二重映しになるあたりもよかったです。「もしも」の方の描写が大人だったのが、それまでの雰囲気とちょっとそぐわないかんじはありましたが、「ニューシネマパラダイス」の通常版と完全版の違いくらいの衝撃はありましたが、そこで大人のエンディングを見せておいて、「ずっとバカだ。(すみません。もう忘れました。幼稚だでしたっけ?)」の台詞が出てくるところが、今になって「上手いなぁ…。」と納得しています。そうか、10年も経ったんだねぇ。しみじみ。
他にもあれこれあるんですけど、おしまい。
