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雪杯×すのう!のことを語る

【『クロニクル』ネタバレ感想〜今日の時点】
畳まれないのはわかっているけど、下の方に書きます。

・怒られそうなことを敢えて言うと「ブレアウィッチプロジェクト」で「キャリー」で「AKIRA」です。
・が、映像がすごい。デジタル時代の個人所蔵の映像って、こういうことだよねっていうところに、リアリティを感じました。この質の画像が切れ切れにあちこちに存在する時代なんだなぁ。
・映像なのですが、誇張なく、ごく身近なささやかな超常現象から丁寧に表してあるので、それがどんどんエスカレートするのが現実的で怖かったです。なので,後半のどっかーん!っていうハリウッド大作的な特撮も、彼らからも観ている自分からも離れたものにはならないのです。
・で、その映像のきめ細やかさが、少年たちの距離の揺らぎや、瞳の輝きや影も美しく拾い上げていました。溝が出来たかと思うと一気に縮まったり、また急に冷え込んだり。
・アンドリューの父親がぶれることなくダメ親父だったのがよかったです。しかも、とんでもないダメ親父じゃなくて、あり得るレベルのダメ親父ぶりが。
・そのダメ親父の消防服を着て、強盗に行くアンドリューが悲しかったです。ダメになる前の父親への思い、自分を守ってくれる存在としての父親への幻想を捨てられないアンドリュー。まだ彼はこちら側にいられたのに、この時は。
・で、最後の最後に主役が取って代わったところに、やられたなーというため息が出ました。そう、『クロニクル』なのだから、終わりはこうならなくては。アンドリューでも、アンドリューと彼の二人でもダメなのです。
・というわけで、一行目では身もふたもないことを言いましたが、それらをもってして『クロニクル』を作ったというところがすごいなーと思いました。
・で、あれは「オーメン」ですか?