【王家衛監督と和解できた気がする、ネタバレ感想2】
『恋する惑星』、これも邦題をつけた人がエラかった。重慶大厦が確かに魅力的な場所で、その言葉だけでいろいろ浸れるくらいのところを更に『重慶森林』とジャングル化した原題はとてもいいタイトルなんだと思うけど、ちょっとクール。それに重慶大厦とか知らないもん。調べるまで知らなかったもん。それでは想像の翼のはためきようがないもん。
公開当時の香港のイギリスでも中国でもない異国感を“惑星”という言葉に閉じ込めた邦題をつけた人、エラい!しかも“恋する”ってつけたことでの、惑星のキラキラさ加減やら、儚いような脆いような、繊細無垢なイメージがステキですよ。そこにあの重慶大厦と金髪雨具女登場ですからねぇ。これでは香港に恋してしまいましょうぞ。
で、内容です。3回目にしてようやく「よかった」と思いました。今までは女の子の突飛な行動が、あの年頃の子にありがちな「恋する不思議ちゃん願望」のみだと思っていたのです。けど、今回観て、トニーさんの彼女と家で鉢合わせした後の表情を見て、「あの子は“恋する不思議ちゃんな私が好き”だってだけの子じゃなかったのね…。」と思ったのでした。
あとは、やはり待つトニーさんがいいですねぇ。あの子に気がない時の当たり前の接し方もステキだし。
で、最後のあの子が何故あの姿で戻ってきたのかが、やっとわかった気がしました。すっきりしました。
雪杯×すのう!のことを語る
