先代王様、王様、こまぞうさん、ごまふく、実家の代々の猫さんにばかぞうさんと一緒に、伝説の紫陽花、猫なら誰でも持っていて、見ればそうとわかるという自分の紫陽花を探しに紫陽花の森に行く。紫陽花の森の紫陽花は1000年の樹齢を誇る巨木ばかりで、森の中は少し暗いので、猫たちの目はみんなまん丸に黒くなっている。猫たちは小さいガラス瓶に、案内役のかたつむりを入れて首から下げている。みんなおそろいの手ぬぐいをほっかむりしている。湿った落ち葉や苔から跳ね返った水滴がヒゲの先で玉になっている。いちいち顔を洗うのが面倒になったのか、だんだん立ち上がって二本足で歩き始めた。
雪杯×すのう!のことを語る
