「君は永遠にそいつらより若い」
・心というものが、あるスペースを有した実体のあるものであるということを実感しました。主人公の漠然としていて雑然としたそのスペースの中に、確かに何か強いものがあると、眩しいように感じました。傷つきやすいとか、純粋だとか、汚れのないとか、そういうのではない青春小説だと思います。
・タイトルで言っちゃっているけど、台詞としても出てくる「君は永遠にそいつらより若い」ですが、その台詞を読んだときは、あぁ、そう言っちゃうか…と思いました。若さが絶対的な武器であると思える時期は短いです。そう思える人も少ないです。そういう意味では私は読む時期を大きく逸したなぁ。時期だけでもないかぁ。
・主人公の言う「若さ」とは寿命的なアドバンテージでも、パーセンテージで表される可能性でもなく、絶対的な未来なのではないかなと思いました。主人公は迷っているように見えて、常にそれに向けて進み続けています。
・このお話は大学生じゃないと成立が難しそうだなぁと思いますが、そういう細ーい場所に、こんなに堅牢な物語を構築できたって、すごい!
雪杯×すのう!のことを語る
