【『カエル少年失踪殺人事件』のネタバレ感想】
実際の未解決事件を基にした映画です。
主人公は事件の関係者ではなく、テレビマンです。被害者家族も、刑事も、事件そのものも、「ドキュメンタリーを演出する」テレビマンの目に映る姿で描かれています。それが事件と映画の間に距離を生じていて、よかったと思います。
全編通して観ると、このテレビマンが偶然関わったこの映画で変わっていく話のように一瞬思えますが、違います。映画を観ていて、主人公を通して知ってしまった事件に引きずり込まれて、この事件が自分の人生にフィクションではない消えない傷をつけたように感じます。けど、最後の最後に、自分は全然わかっていなかったと思い知らされます。
この作品は遺族の方々に捧げられているそうです。テレビマンが屑だとか、後半胡散臭いとか言う感想も読みましたが、それ以上のものを感じられる映画だと思います。
雪杯×すのう!のことを語る
