id:a-cup-of-snow は
雪杯×すのう!のことを語る

映画がとてもよかったので、いつものようにあれこれあれこれ書きたいのだけど、書くのが難しいなぁ。

『サニー 永遠の仲間たち』は韓国ならではの時代背景もあって、自国の観客はもっと胸に迫るものがあるんだろうなぁと思いました。戒厳令下での、ほんのわずかな空白、自由な時間、輝ける瞬間だったのだろうなぁと思います。邦画だと「失われたあの時」っていう視点で作られるであろう高校時代の一時が、韓国映画では今取り戻せるものとしてあるあたり、その高校時代のかけがえのない思いの深さが違うんだろうなぁと、そんなふうに感じました。
最初の現在のナミの生活の描き方、とてもよかったなぁ。絵に描いたようないい家の奥様で、誰もがうらやむ恵まれた生活のはずなのに、本人も決して不満に思っていないのに、観ている方がもやもやした息苦しさを感じる、あの描写。高校時代のシーンの良さは、言うまでもないけれど、現在のナミの家庭でのシーンが(困ったことがあるとしゃがみ込んじゃうとことか)とにかくよかったなぁ。
韓国映画のBGMってあんまりなことが多い…って書いたら、こちらをお薦めされたのですが、これはすごいな!って思いました。後に流れているんじゃなくって、音楽が沸き立つように入ってくるんですねぇ。自然なときもあれば、開き直ったように入ってくるときもあるのですが、どちらも参りましたってかんじでした。
お約束なところも多いけれど、きれいな涙が流せる、夢のような映画です。