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雪杯×すのう!のことを語る

【ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ】ネタバレ感想
これからご覧になる予定の方は読まないでくださいねぇ。

 舞台を近未来の日本にしてあり、彼らの故郷を封鎖された放射の汚染地域としてありました。それがあまりに生々しく、またそれが却ってマンガ的な印象をもたらしたりで、かなり後半までヘドヴィクの生き様に気持ちが絞りきれませんでした。何より避難地域をこういうふうに扱うことへの抵抗も強かったのです。
 ただ、最後の最後に、この話はヘドヴィクの話ではなく、全ての人間へのメッセージなんだなと思うに至り、受け入れることができました。
 それでも、なぁ。時期尚早というべきか…。でも、いつならいいのか?決してアンタッチャブルなものにしてはいけない問題だし。誰もが扱いづらい問題を扱うところに、アングラ、サブカル(っていっていいのかな?)の存在意義があるのかもとも思ったり。
 なので、本来のストーリーより、何故このように翻案したのか、というところが、私としては最大の見所であり、課題となりました。

さて、その他。
後藤まりこさんは、youtubeで神聖かまってちゃんと一緒にやってるところを観て、その破壊力と奔放さに「おー!」って思っていたのです。なので、この舞台では大人しかったな…と。歌はよかったし、動きもよかったけど、演技となると演じられてはいなかったです。関西弁なので、ストーリー上の設定と違和感があったりもして。映画「モテキ」や舞台「鎌塚氏…」での歌いっぷりから言っても、満島ひかりをキャスティングするべきだったと思いました。彼女なら、ただ脇にいるときもイツァークでいただろうなと思います。