今日仕事帰りに自転車置き場のそばで子猫のにーにー鳴く声が聞こえたんです。
探してみたらフェンスの向こうにふわふわの子猫がいて、棘の多い木の間に挟まれて震えていました。
子猫の足場は本当に子猫一匹しか立てないほど狭く、向こうは川を挟んだ垂直な壁です。
おお、かわいそうに。助けてやりたいけれど、フェンスの向こうにわたしが立つ場所はあるかしら。
とか考えながら子猫のそばにしゃがんで顔を上げたらですね、子猫がぶわ!っと跳ねたんですよ。ぶわ!っと。
壁の向こうは深さのわからない真っ暗な川で、その後は水音も子猫の鳴き声もなく、水面には街灯の明かりが揺れておりました。
