父の友人が、十代から学業と仕事で離れて暮らしていた息子の帰郷お披露目にやってきた。
父、友人、友人息子、もちおの4人で延々飲み、継母ちゃんとはてこは延々つまみを出して片づけた。
深夜もずいぶんまわってお開きのときが来た。父が上機嫌で
「今度は女どものいないところでゆっくり飲もう」
と言った。河原で乾きものでもしゃぶりながら飲むのかな、いいねそれ。
ぼく片づけますと腰を浮かせた友人息子を「いいっちゃ」とラムちゃんのように止める継母ちゃん。
そうよ、今夜はわたしもいるんだから心配しないで、とはてこが言うと友人息子は微笑んで
「あ、じゃ女どもに」
と言いましたのよ、みなさん。あらーこの子の評価はここ止まりだわつまんない男になったわねー。
って思った。はてこは目を伏せて冷ややかに笑ったわ。
