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くたびれ はてこのことを語る

こないだブコフでちょっと児童文学の香りがする小説があって、興味が湧いたけど800円だった。
800円。
「必要だと思いながら躊躇しているごせんえんの仕事の本買うのに充てろよ」
と反射的に思ったが
「あれ?中学生くらいまではお小遣いって役に立つものに使おうなんて考えてなかったよね?」
と思った。

いやそもそも何かするときに「将来役に立つことをしよう」なんて思ってなかったよね。
描きたいから絵を描いて、面白いと思った本を読んで、聴きたい音楽を聴いて、行きたいところへ行った。
それで楽しかった。世界は輝いていた。

いまは手持ちのリソースでどうしたら生活がよくしていけるかを考えてばかりで
結果的に楽しくもなく生活もさしてよくならない。
親元にいたときは家計を心配しなくてよかったからだ。
いや今だって中学生の小遣い程度は自由になるお金があるよね。
それでどうして映画観に行ったりお芝居観に行ったり雑誌や小説や漫画を買ったりできないんだろう。

と、あれこれ考えたが500円で仕事関連の本と105円の「ゴクミ」を買って帰った。
「ゴクミ」は二日で三回ほど読んだが仕事関連の本はちっとも読み進まない。
じゃあいっそ行きたいところへいって読みたいものを読んで描きたいものを描けばいいんじゃないのか。
それともそういう子供時代を過ごしていたからいま実になるものがないのか。