祖父の容態に負けず劣らず辛いのは、父一家にこの状況を率直に話して気持ちを分かち合えないこと。
不幸な現実に弱い父は徹底してこの話題を避けている。継母ちゃんからはよそに丸投げしたい感をひしひしと感じる。
結果的に私たちは場違いな明るさの下らない話に腐心し続けている。わたしは全くそんな気分じゃないのに相槌打って愛想笑いすることに疲れる。あんた達はこうあるべきだと喚いて泣きたい。でも祖父の家族であるこの人たちから必要なリソースを引き出すのにそれは効果的とは思えない。
もちおがいる。後でもちおに話そうとそれだけ思っていたけれど、仕事して父に付き合って飲んで明日も早いもちおは3秒で寝た。もちおも寝ないとヤバイ。むしろ付き合いすぎ。仕方ない。
そしてハイクに頼るわたし。
