父に代わって母の夫にされようとしているというか、なりつつある知人が数名いる。
「○○ちゃんご飯よ」と息子として世話されるわけじゃなく、大人同士の落ち着いた親子。
でも息子が母に世話を焼かれる姿は熟年夫婦みたいだ。
母は息子に恋人が出来たり結婚したりすることに反対しているわけではないことになっている。
でも息子に女性の影が出来ると暗に、また公然と非難する。
共通点は
1.父がいないor影が薄い
2.母親は両親の結婚の犠牲者だという見解で親子が一致している
3.母親への強いリスペクトがある
考えてみたらもちおもそのレールに乗せられていた。
でも、もちおのうちは健全な父親がしっかりいたし、母親への評価は人並み。
また母親の「自分の人生は家族のために犠牲になった」という主張は徐々に疑問視されるようになっていった。
もちおがある日好きな人が出来たと言い出したとき、母は興味を持って面白がっていた。
しかし「というわけで家を出ます」というところまで来ると憤然として「あたしと15しか変わらないのに!」と言った。
でももちおには父が、母には夫がいたので、家を出ることが母を見捨てることにならずに済んだ。
家が揉めてるとここで問題が曖昧になって、家を出ることが母を捨てることに結び付けられてしまう。
わたしの母はわたしが家庭を持つことを喜ばなかった。
わたしはそれを独身の友人が自分を置いて結婚することを怒るようなものだろうかと思っていた。
けれどもよく考えてみたら、母は昔からわたしを息子扱いしてきたので、夫候補だったのかもしれない。
もちろん母はわたしとはくらべものにならないレベルで息子二人と暮らしたがった。
兄や弟の結婚生活が順調だったころから半ばそうなることが当然のように、離婚話をそれとなく口にしていた。
しかし兄と弟には母への強いリスペクトはない。二人は姉妹に母を任せて逃げたのであった。
