ハノイ空港でターミナルの場所と受付カウンターを探していた。
「あった、あった。A1だね」
「違います、あち」
「え~!だってA1って書いてあるよ」
「違う。はてこさん、ぼく信用してください」
「はてこさん、VNYKを信用しよう!」
「・・・わかったよ」
反対側のカウンターに移動。長蛇の列の最後尾に着く。
「ほらね、マークあるです」
「でも便名が違うよ?」
「だいじょぶ!」
航空会社は同じだけど時間と便名が違う。
「違うと思うなあ。あっちにも書いてあるじゃん」
「そうだね。でも大丈夫だよ」
「ぼく、念のためあちも見てきてあげます」
クールな顔で去っていくVNYK。
「これ間違ってるよ。VNYK自信がないとき上からモノを言うじゃん」
「そうだねえ・・・」
戻ってきたVNYKは引き続きクールな顔で言った。
「こちよりあちの方、早い」
やっぱ間違ってたんじゃねえか。
と思ったが、テンパってるのが分かったので言わなかった。
