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くたびれ はてこのことを語る

帰ろうと思ってから一時間以上青春の日々にまつわる演説を凍えながら聞かされる。
運転しなければならないのでこちらは素面だ。獣医さん、ご不満。
「や~、はてこちゃんは冷めとうけんね~!」としきりに不貞腐れる。そう言われても。
しかしこの獣医さんには子どもの頃捨て猫を拾っては飼い主を探してもらっていた恩がある。
げっ歯類が天敵だそうなのに誕生日にピーターラビットのティーカップをくださったこともある。
それを忘れてはいけない。

獣医さんはもちおがお気に入りで、帰り際もちおの耳元に手を当てて
「今度ははてこちゃん抜きで、二人きりで飲もうね!」
と周囲に聞こえるくらいの声で言っていた。

これはどうしたものか。なんか怖かった。