id:kutabirehateko
くたびれ はてこのことを語る

ママンの笑えない笑い話。

引越し以来ママンは道を覚えようと近所を散策している。
ある日外にいるとき雨が降ってきたので近道のつもりで知らない道に入った。
ところが抜けられると思ったところで道が曲がりくねっていたので思いがけず遠くまで来た。
道は途中で下り坂になっており、目を上げると先の方に小さな山があった。
山の上には神社があるらしく鳥居が見えた。

ここでママンが笑い出したのでたいへん嫌な予感がした。
神社の境内に人が立っているのが見えた。
「なんだかおかしいなと思ったのよ。傘も差してないし。でもママ目が悪いじゃない?」
値札か何かを見間違えたくらいの何気なさで話を続けるママン。
「じーっとしてるのよね。しかも軍服を着てるの。海軍の」
いやむしろよく見えたなって思うんだけど。
「なんだろうと思って見てたのよ」いたずらっぽく笑い出すママン。
「始めはね、うつむいているのか後ろを向いているんだと思ったのよ」
「そしたらね、フフフッ!その人首がなかったの!」
肩を震わせて笑い出すママン。なぜそこで?!
「首のないお人形に服を着せて神社の境内に置いてあったのよ!ウフフフ!もうびっくり!」
「なんでお人形だってわかったの?」
「だって首がないんですもの」
そこ?!
「もーびっくりして!いっそいで道を引き返して帰ったわ!ウフフフフフフ!」
笑いが止まらないママン。

神社の境内に首のない等身大の人形を置いて軍服を着せるなんて変ですよね?
それだったらむしろその人形が実は(ry