甥介1歳をあやしながら父が「おまえがこのくらいのときな、っぽーーーーーーーー!っとしてたぞ」と言った。
甥介は周囲の笑顔を引き出そうと愛想笑いをして気を引いたりするけど、こういうことしなかったんだろうな。
1歳4ヶ月くらいまで立てず、物心ついても呼ばれて返事をしないので難聴かと思ったと母からは聞いていた。
父の証言を得て改めて「ああやっぱりわたしは自閉症ちゃんだったんだ」となんだか胸が温かくなった。
もう大人になってしまったのでときどき誤診だったんじゃ、思い込みなんじゃと思うことがあるけれど、ほっとした。
「そんなことない、あなたはちゃんとアレもコレもできるじゃない」
と言われたりすると、自閉症を何だと思ってるのかなと思って傷つく。定型発達でも問題抱えてる人大成功してる人いろいろいる。
自閉症で成功してる人を名誉定型発達みたいに言ったり、自閉症自体を悪いことみたいに言ったりする風潮早く終われ。
多数派は少数派を目指すことないし、少数派は多数派を目指すことない。スイミーは黒くていい。
左利きみたいに、ある日突然憧れの対象になって、それから徐々によくも悪くも思われなくなる日がくるかもしれない。
理解が進むとしたら恐れられなくなったその先だろうと思う。
「怖いもの、悪いもの、エンガチョ」と思われている間はネガティブで極端な特徴とひとまとめにされやすい。
そうすることで「自分と自分に属する人はまったく違うから大丈夫」と多数派にいる安心感を得ようとするからだと思う。
凶悪犯罪の加害者だけでなく被害者にもネガティブで極端なレッテルを貼ろうとする心理と似ている。
