敬老の日に祖父に会いに行き、仏壇の掃除をして手を合わせてみた。
亡くなった祖母がぱあああ!っとうれしそうな笑顔ですっとんで来た感じがした。
「仲良く暮しなさい」「みんなで仲良く暮しなさい」
と肩をとんとんされた気がした。こんなことは初めて。
お線香でも上げようかと引出しを開けたら薄いお経の冊子が出てきた。
ぱらぱらめくっていたら仏教の心得というのが書いてあった。
仲良くすること、これが仏教。喧嘩しないこと、これが仏教。怨まないこと、これが仏教。
というようなことが書いてあった。墓やお経は本体じゃないのか。続けて
人がこうすればいいのにと思う気持ちを自分に向けろ。何が正しいかを知っていてやらないのは美しくて香りのない華のようで実がない。
というようなことが書いてあった。
そうか。身内の生き方を批判して恨み骨髄っていうのは仏教じゃないんだな。
正しくあることより仲睦まじいことの方が大事ってことかしら。
正しいのが大事なのはまず自分ってことかしら。
と思い、少し反省してもちおの舅姑を呪詛るのは止めようと思った。
こういうのが先祖供養なら率先してやるもんだなと思った。
