ちいさいころ「素直じゃない」とよく言われたけれど、「力を入れても自分の思う方向に曲がらない、固い」という意味だったのかも。素のまま率直なのになぜ素直じゃないと言われるのかふしぎに思っていた。
「ブレード・ランナー」のレシピアント像はアトムのようではなかった。欧米が持つロボットやアンドロイドはきっと奴隷だから、ロボットやアンドロイドが知性や感情を持つとしたら彼らに人権はあるか、というのがテーマになるんじゃないかと思う。
一方日本人にとってロボットはからくり人形の延長で、アトムやドラえもんのようにどこまでも無私の気持ちで人を助けるものなんじゃないかな。「はやぶさ」にいじらしい性格を付与して感動する精神はそこから来るように思う。つくも神という面もあるかもしれない。
何にしても欧米のロボット像はよくも悪くも「かわいく素直」ではない。
日本のロボット像は「いじらしい」。
もしもロボットやアンドロイドが喋れたら、きっと「かわいくない」ということで迫害することを合理化する日本人はものすごくたくさん出てくるんじゃないかなと思う。
アイドルのアンチなんかもそうかなと思う。
一方的に思い込んでいながら「騙された」「裏切られた」って平気で言うもんね。
