先週のはてこ実家帰省ではもちおの提案で離れを二人で大掃除した。
離れは来客用だから生活感はないけれど、庭の造りに問題があって湿気がすごい。
そう毎日人は来ないのから実質空き家みたいなもので、虫と両生類は虫類の皆さんにとっては静かで魅惑的なところでもある。
相談なしのゲリラ掃除だったが、父も継母も複雑な顔をしつつ終わるまで一言も止めなかったところを見ると切実に困っていたんじゃないかなと思う。
何でも自分でやる主義の継母も寄る年波で手が回らないんだろう。でも掃除してくれと言ったりするような人ではない。途中雑巾を借りに行ったときも、掃除機の使い方を伝えに来たときもいつも通り明るく調子よく威勢がよかったけれど、褒めも止めもせず何とも言えない表情だった。
終わったあとも両親は一言のお礼も言わなかったけれど、午後からずっと機嫌良く、なんとも言えずいい雰囲気であった。
もちおは以前も離れの浴槽の排水溝を自主的に掃除して詰まりを直したりしていた。
「ねえねえうちの旦那さんが排水溝の掃除をして詰まりを直してくれたよ!」
と両親に言いたいけれど、言うとおまえのところは掃除が行き届いてないなと継母いじめしてるみたいになるかもしれないので黙っていた。
