初めて受信する皮膚科。やる気のないコスプレしてる大学生みたいな医師だった。
「・・・じゃあ痛み止めとビタミン剤出しときますんで」
「皮膚は見ないんですか?」
「何も出てないんでしょう?」
「腕はそうですけど、背中が自分で見られませんから」
「じゃあ背中出して」
「はい」
「・・・話を信用して言ったんですけどね」←
信じる信じないの話じゃねえだろ。
「鏡で見たりはしなかったんですか」
寝込んでたって言っただろ。
「やっぱり何もないですね。お風呂に入ると痛みが和らぐとかは?」
「いいえ、とにかくずっと寝込んでいたので」
うわ、ばっちぃ、という顔を、医者はこのとき確かにしたのであった。
おまえこの仕事向いてないんじゃないの?
