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くたびれ はてこのことを語る

「あなた、たいへんだったわね・・・お疲れさま。ジュースでも飲む?」
「それにしても困ったわ。あなたがお休みになるのを前提に予定を組んでいたから・・・」
「ううん、だいじょうぶ。心配しないで。わたしが何とかするから・・・げほげほげほ」
「ええ、まだ咳は出るし血尿も出るけど、痛みはもうないからだいぶ楽よ」
「でもふらつくから運転はまだちょっと・・・でもがんばって電車に乗ればなんとか・・・」
「あなたもお仕事にどうしても出なくてはいけないんだから、はてこもがんばるわ」
「有給申請って許可が必要なんでしょう? ・・・あら、必要ないの。出すだけで?」
「ああ、それじゃ出しても受け取ってくれないから困っているのね。ほんとに酷いわ」
「え・・・まだ出していないの?」
「・・・そうなの。でもどうしても外せない仕事を無理矢理押しつけられたのよね?」
「そりゃあなたがいなければ普通でもたいへんなこの予定をこなすのは・・・でも大丈夫」
「大丈夫よ、きっと」
「帯状疱疹は無理すると出るっていうけれど、ええ、安静が第一だってお医者さまも・・・」
「それはもちろんあなたが有給申請を明日出してくれたらいいけれど、無理よね?」

という具合にじわじわ行けない妻力低めのはてこであった。