結婚後もちおと喧嘩の末、身の危険を感じて事情を話さず母の家に身を寄せたことがあります。
翌朝迎えに来たもちおと電話で話しているのを聞いた母は、すわ夫婦喧嘩と悟ったようですが、そのときの母の言葉は
「別れなさい。60や70のじじいじゃないんだから。我慢できるわけないでしょう」
でした。一瞬間を置いてから、母の妙な目線と声音などから、どうやらこの人は
「夫とのセックスを拒否しているのだろう、気の毒な若い夫のために離婚すべき」
と言っていることがわかりました。
なぜ夫婦喧嘩からまっしぐらにセックスに飛躍しているのか。
最近になって、母はその後わざわざUSA在住の兄にまで
「兄太郎ももう大人だからわかると思うから言うけど、はてこはね、夜のお勤めが嫌いなの」
とやはり前後の脈絡関係なく唐突に言っていたことがわかりました。
言うまでもありませんが母が持っている娘の性生活情報は0です。
もう一族郎党親戚一同、友人知人職場の人にも言ったことでしょう。
残念ながら当時の私どもは母の期待には沿えていなかったのですが、百歩譲ってそれが真実だったとして、それを吹聴してまわるのか。
まるで小町にときどき登場する、嫉妬心や敵対心から周囲に悪質な噂を吹聴する人か、自分に都合のいい妄想を現実だと信じ込み、既婚者に横恋慕する頭のおかしい女性のようです。
そういうネタ提供はいらないのですが、親が子どもに送ってくれるものって得てして予想外のものですよね。
