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くたびれ はてこのことを語る

数年前から空気の良いところへ越そうと思っていて、去年の地震で一年以内にと家族で話し合っていたけれど、年度末には結局越さず夏を超えそうな雰囲気になっていた。

2月にときめきお片付けを始めて、ほぼ終わるころに色々なことが変わった。
その延長で、3月末にとつぜん実家から持ち部屋に住まないか、という話が出た。
それからはあっという間。
もちおは父の誘いに乗って、わたしの実家の稼業を手伝うと突然言いだして転職。
たまたまもちおの仕事の切れ目は3月末で、借りていた部屋の契約は4月末。

ものすごくすきな部屋だった。一生住みたいと思っていた。
甥の成長を見守った部屋、もちおと少しずつ家族になった部屋だった。
帰るといつもそこにいて、部屋が喜んでいるように思える部屋だった。
でも春になって、なんだか部屋が次の人を待っているような雰囲気になった。

それでもずいぶん迷って、生まれて初めて易占い師に頼ってみたら、
「物事が限界まで来ている卦が出ている」「転居は吉」「残った場合奥さまに悪そう」
との結果であった。そうか、限界か。体力的にはまさにその通りだった。

それで、越した。いまは正解だったと思う。
さびしいけれど、あそこにいてももうあれ以上よくなれなかった。
ちなみにときめきお片付けはどうなったかというと、仕切り直しでまだ終わっていない。
ただ、先にやって置いたからこそこの急な引っ越しに対処できたのは間違いない。
あれだけやっておいても、ものすごく大変だったもの。