「好きなように散らかして文句を言われない場所が欲しいんでしょ」
「そうそう」
「風呂なしの部屋とか借りてみれば。つげ義春の話でそういうのあったよ」
「これだよ」
「家の中でもいいけどそれなら寝室も分けてね。もちおのモノはぜんぶそこに投げ込むようにするから」
「それやっても俺が散らかしてたら絶対に文句言うだろ」
「まあ尊敬出来ないから気持ちは冷えると思うよ」
「なんで余所の家じゃ当たり前のことが家ではそうじゃないんだ!」
「それはね、あなたが変わった人を妻にしたからよ」
くたびれ はてこのことを語る
