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くたびれ はてこのことを語る

叔母の何気ない上手いこというエピソード。
叔母は二度結婚して二度離婚し、子どもを育てながら40歳を過ぎてから大学に入り直し、博士号を取って科学者になった。

ある日叔母の家でわたしがコンタクトを落とした。
ずいぶん探したけれど出てこない。視力が悪いからなおさら見つからない。
仕方なく諦めてから小一時間してふと見ると、叔母がまだ畳にはいつくばっている。
「もういいですよ、ないのでまた買います」
「いや、科学者っちゅうのは1%の可能性にかけるもんやきね」

あの人ともっと話をしておけばよかったよなーーーーー。