id:kutabirehateko
くたびれ はてこのことを語る

安房直子の童話に、一生分の手紙を葬儀のあとに燃やしたら鳥になったという話があった。ルイス・キャロルは自分が書いた手紙のすべての写しを取っておいたと読んだ。それでわたしは10歳くらいからメモ書きから何から書いた物をぜんぶ取っておくようになった。しかもわたしは筆まめだった。

たいへんなことになった。

家出で一度リセットしたものの、その後も思い出の物は増え続けた。洋服よりもやりとりした手紙の方が多かった。収納の限界の問題、整理しきれない手紙を読み返せないという問題があって、あることをきっかけに段階的に整理するようになった。整理して、整理して、整理して、Eメールの時代になって、それでもまだ段ボール一箱分の手紙がある。スナフキンは読んだら焚き火に入れちゃうんだろうな。