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くたびれ はてこのことを語る

「モノのために家賃を払うな!」という本に、遺品整理の相場が出ていた。
28歳のときに名古屋のゴミ処理場問題をテレビで見てからゴミを出すのがとても怖くなった。ゴミなるモノは買わない。のみならず、捨てるとゴミ処理場が!!と思ってしまって捨てられなくなった。でも、死んだらやっぱりゴミになるんだと本を読んで思った。自分で捨てるか、誰かに捨ててもらうかだ。
それからだったらいま捨てておこうと思うようになった。いつか死ぬんだ、その時いい状態にしておこうと思うと捗る。モノがなくても生きていくのに楽しいことってできるしな。

モノへの執着は不便さから来るんじゃなく、過去への執着とある種の理想を諦めきれないことや、努力をモノで代用できるんじゃないかという甘い幻想から来るんだと今回つくづく思った。苦手な料理を何度も作るより、新しい料理の本買っちゃうんだよね。そんで本眺めても腕は上がらないっていう。着物もはじめの頃はそうだった。だんだん自分に出来ること出来ないこと、合う生活合わない生活がわかってきて、整理しやすくなる。