そういう上手な人をみるたびがーーんと思ってうわーーんと思ったこともあるけど、それでも絵を描くのがやめられない人が絵を描き続けるのであって、書き続けた結果上手くなるというのとは、違うと思うわ。それは例のエントリを書いた方がいみじくも書いておられた暇つぶしに何をやっているかがその人の本性。っていうこと。性っていうこと。そういう自分の性を人に語ったり押しつけたり、おまえにその覚悟がないならどうこうって言ったってそれは自己満足だよねっていうか、少なくとも有効なアドバイスにはなり得ないよね。だってそうでしょ、新宿へはどうやって行ったらいいですかって言ってるのにとにかく歩くことだってどうなのよ。とんちんかんでしょ。ちょっとお高いけどロマンスカーで箱根から行くと楽だよとかそういうのを知りたい人に自分の脚でーとか言ってもねっていう。歩きたい人は歩けばいいけどそれは別に努力じゃなくて性分だから。
絵を描くのが楽しいなあと思えばその人は描けとか描くなとか言われなくても描くし、むしろ描くなと言われても隠れてでも描くし、そういう楽しさを覚えることが挫折の谷と希望の山をそれでも歩き続ける力になるわけだから、むしろ中途半端万歳だよね。楽してけよ。てかさ、死ぬほど描いてても要領よく絵を描いちゃう人の足下にも及ばない人が大勢いることは多少なりとも絵を描いてきた人なら誰でも知ってるでしょ? むきーってなったことだってあるでしょ? でも「きっとこの人はすごく努力してきたんだ」って言い聞かせたりしてるんじゃないの? でもそれは真実じゃないよね。みんな持って生まれた才能が人それぞれ違うんだもの。桜は梅にならないし、薔薇は百合にならないよ。
