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くたびれ はてこのことを語る

でもそれは昭和の男にはあるまじき精神性。
平成に入っても90年代は主婦本に、「寝る前に翌日の服を揃えておくこと。旦那様のコーディネートも忘れずに」なんて書いてあったり、「恋のから騒ぎ」で、「半同棲中の彼のおそうじとお洗濯とお料理をしているけれど、彼が服を脱ぎっぱなしにする」なんて話が出てきたりして、男は身の回りのことを女にやらせる生き物、女は男の身の回りのことをやって喜びを得る生き物だということになっていたのです。

たとえ少女時代は家事が嫌いでも、好きな男が出来れば女は自然と身の回りの世話をやきたくなり、家事に喜びを覚えるのが生理的なつくり。男が自分で家事をやるのは女の喜びを奪う残酷な行為だし、自分で家事をするようになった男は姑のようになると大まじめに信じられていたのです。