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くたびれ はてこのことを語る

「この冬一番の冷え込みです」
と訓示を垂れる山男&山少年少女集団の脇を通って我々はケーブルで下山した。
そしてFacebookのアカウントと携帯番号を交換し、着物を貸す約束をして別れた。

帰り道の車の中でわたしたちは高尾山で天狗を見たという漫画家の話をした。
「いるのかなあ、いたら見たいなあ」
「今日はいるような気がしたな」
「ほんと? いつ?」
「天狗はジェダイみたいだって言ったら、なんだか喜んでる感じがしたんだよね」
「へえ」
「あとあの葉っぱ」
「葉っぱ?」
「気付かなかったの?」
「どういうこと?」