被ばくにせよ感染にせよ、身体に影響することへの恐怖というのは誰にでもあると思う。
それはものすごく強いし、呪縛を一瞬で解くのは難しい。
大勢の人が地震直後固唾をのんで原発のニュースを見続けていたのもその恐怖あってのことだったと思う。
また病気の話で恐縮なんだけど、
子どもの頃伯母が「これ感動したわ」と「ライは長い旅だから」というらい病の写真集を持ってきて見せたのね。
伯母にはらい病は感染しないとか病気でいまは対処法もあるとかそういう知識があったと思う。
でもわたしは何も知らないで、ただ「身体がどんどん解けていく不治の病」と言われて、ものすごく怖かった。
四肢が奪われていく写真はひたすら恐ろしかった。
