後日わたしはらい病の夢を見た。
「らい病患者が来たぞ!」と叫ぶ大人の間を逃げている。
わたしは側溝に隠れるんだけど、そこに青い服を着た知らない人が来てわたしの背中に触れる。
次の瞬間わたしは両親を含めて見知らぬ大人数人の間に立っている。
四方の壁にドアはなく、4つの窓があって、すべてブラインドが下がっている。
「らい病の人って青い服の人じゃないよね?」
とわたしは周囲の大人に何度も聞く。でもみんなにやにや笑うばかりで答えない。
そこで目が覚めた。
わたしは飛び起きて、父の部屋へ飛んでいって、横で寝かせてもらった。
でも父の横顔を見ていると、父の鼻がどんどん溶けていくように思えて、ものすごく怖かった。
それから何日かずっと怖くて怖くて仕方がなかった。
