もちおは以前あるバスツアーで、車椅子利用者のご婦人に出会った。
車椅子はサイズの問題もあったのか、乗車前に畳まれて、
その方は周囲が見守る中、ステップを文字通り這いずって上った。
もちおはこれはたいへんだと思った。
そしてその方を無言でさっとお姫様抱っこして、バスの席までお連れした。
とても喜ばれ、感謝された。
たぶん、ぼくが抱き上げましょうか、と聞いたら全力で断られたと思う。
そんなこと見ず知らずの人に頼めない。だって日頃そんな風に助け合う文化がないもの。
だからこの場合もちおは正しかった。
